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概要

平成22年度 事業報告

Ⅰ研究事業
a.学術・技術・文化の研究と交流
 a-1.企画研究、「沫若文庫」資料保存に係る調査(担当:菊地弘)
  調査実施のために研究者に協力を要請、協議した。
 a-2.個別研究、以下8件を実施した。
  1.鄭成功など鄭一族が生きた時代と日中関係について(担当:齊藤孝治)
  2.改革・開放後の中国経済(担当:堀中浩)
  3.日本文化の起源に関する実地調査研究(担当:欠端實)
  4.DVD映像『北宋の絵巻物・清明上河図にみる食の風景』(担当:重森貝崙)
  5.中国の国際関係(担当:麻生輝彦)
  6.宇宙線物理学に関する日中共同研究(担当:岬暁夫)
  7.共同研究『雲南風土記』(仮称)刊行に向けての基礎調査研究(担当:百田弥栄子)
  8.内蒙古における近代学堂の創設と留学事業(担当:横田素子)
b.研究会、講演会等の開催
  1.定例研究会の開催(担当:堀中浩)
   第1回 講演会(22年7月、於:中文研本部、参加者数:22名)
   講演:「雲南から日本が見える」(欠端實)
    ※(アジア・アフリカ図書館共催)
   第2回 講演会(23年1月、於:学士会館、参加者数18名)
 講演:「清明上河図」(重森貝崙)
  2.中国語および中国事情講習会(担当:和泉忠郷)
   毎土曜日、於:品川区関ヶ原シルバーセンター(参加者:7名)
c.所報、その他出版物の刊行
 1.『所報第9号』を発行。(H22/12/20、A5判200頁、250部)目次は以下の通り。

巻頭言 公益法人制度改革にどう対応するか 菊地 弘
彝族系諸族の経典に見る神話の継承 百田弥栄子
崇正学堂と伊藤柳太郎 横田素子
雲南から日本が見える 欠端 實
中国に於けるキリスト教盛衰史(下) 清水畏三
2009年「北京の食文化 資料映像編」製作記(後編) 重森貝崙
外国人子弟教育の課題 木村実季
現代中国社会文化の機能障害 篠原国子
中国の国際関係 -ソ連・ロシア、中央アジアを中心に- 麻生輝彦
「社会主義市場経済」考 (3) 堀中 浩
中国民営企業家の金銭問題 和泉忠郷
日本人になった鄭一族、鄭幹輔、鄭永寧について 齊藤孝治
 2.『所報第8号』(H21年12月既刊)の頒布を行った。
d.研究者への助成及び表彰
 個別研究8件(Ⅰ a-2 参照)に対して研究費を支給した。

Ⅱ研修事業
a.中国からの研究者、技術者の受入れとそれに伴う諸活動
b.中国からの技能実習生の受入れとそれに伴う教育活動
 1.技能実習のために来日した技能実習生に対して、下記のとおり、日本で生活して
  いくための日本の風俗・習慣の概要、および日本語会話、技能実習に必要な用語
  などについての専門知識を教育した。
 2.平成23年1月より、「中日文化研究所 研修センター」において、技能実習生に
  対する講習(警察による交通安全・防犯、消防による防火・防災、法的講習を含む
  初期教育)を始めた。なお、平成22年7月1日施行の新技能実習制度にあわせて、
  中国国内での委託講習(1ヵ月)を計8回実施した。

研修生 実務研修地 入国日 講習場所/講習期間
2名 新潟県 2006・4・11 宮城県石巻市教育委員会/河北総合センター
2010・04・12~04・26
2名 宮城県 2006・4・11 宮城県石巻市教育委員会/河北総合センター
2010・04・12~05・05
11名 三重県 2010・05・16 宮城県石巻市教育委員会/河北総合センター
2010・05・17~06・13
12名 新潟県 2010・08・02 国際アカデミー日本語学院/
2010・08・03~08・30
13名 新潟県 2010・08・02 国際アカデミー日本語学院/
2010・08・03~08・30
17名 茨城県 2010・08・05 国際アカデミー日本語学院/
2010・08・06~08・31
12名 三重県 2010・09・21 国際アカデミー日本語学院/
2010・09・22~10・19
16名 茨城県 2011・01・20 中日文化研究所 研修センター
2011・01・20~02・17
8名 三重県 2011・01・20 中日文化研究所 研修センター
2011・01・20~02・18
2名 神奈川県 2011・01・20 中日文化研究所 研修センター
2011・01・20~02・18
10名 三重県 2011・02・28 中日文化研究所 研修センター
2011・02・28~03・26
計105名      

 3.上記、入国1年目の技能実習生(技能実習1号)、および入国2、3年目の技能
  実習生(技能実習2号)に対し、随時、監査(生活に対する相談・指導、受入れ
  企業に対する要望など)を行った。
  平成23年3月31日現在、技能実習1号102名、技能実習2号200名。
 4.研修を修了した118名に修了証書及び記念品を授与した(平成22年7月以前
  の旧制度「研修・技能実習制度」における研修生)。
 5.東日本大震災のため、宮城県等で被災した中文研と友好協力関係にある送出し
  機関が派遣した中国・山東省出身の技能実習生52名を中日文化研究所研修センターで
  受入れ、出国までの支援活動を行った。

Ⅲその他の事業
a.「青雲公寓」(所在:東京都三鷹市新川五丁目)の運営
 1.中国人留学生に対する寄宿舎として、延14名に対して住まいを提供した。
b.中日文化研究所 研修センター(茨城県美浦村)の建設
 1.平成22年5月に敷地及び建物を購入。同年6月~12月の間に研修センターの用途に
  合わせた改修工事ならびに備品搬入を行い、平成23年1月20日、開所式を実施した。


平成22年度 決算書
貸借対照表
平成23年3月31日現在
(単位:円)
科目 当年度 前年度 増減
Ⅰ 資産の部      
 1.流動資産      
   現金預金 114,734,736 34,227,052 80,507,684
   未収金 600,000 0 600,000
   預け金 761,858 0 761,858
   立替金 1,063,520 300,836 762,684
   仮払金 1,260,000 1,503,385 △ 243,385
  流動資産合計 118,420,114 36,031,273 82,388,841
 2.固定資産      
  (1)基本財産      
   定期預金 2,000,000 2,000,000 0
  基本財産合計 2,000,000 2,000,000 0
  (2)特定資産      
   特定資産 60,242,688 182,603,912 △ 122,361,224
  特定資産合計 60,242,688 182,603,912 △ 122,361,224
  (3)その他固定資産      
   土地 50,300,000 42,000,000 8,300,000
   建物 37,944,251 20,106,660 17,837,591
   図書・資料 0 647,324 △ 647,324
   電話加入権 164,158 164,158 0
   敷金 100,000 100,000 0
   投資有価証券 20,000,000 0 20,000,000
  その他の固定資産合計 108,508,409 63,018,142 45,490,267
  固定資産合計 170,751,097 247,622,054 △ 76,870,957
  資産合計 289,171,211 283,653,327 5,517,884
Ⅱ 負債の部      
 1.流動負債      
   未払金 2,962,000 3,194,000 △ 232,000
   預り金 3,666,535 369,504 3,297,031
    流動負債合計 6,628,535 3,563,504 3,065,031
 2.固定負債      
    退職給付引当金 47,742,688 45,103,912 2,638,776
  固定負債合計 47,742,688 45,103,912 2,638,776
  負債合計 54,371,223 48,667,416 5,703,807
Ⅲ 正味財産の部      
 1.指定正味財産      
  指定正味財産合計 0    
 2.一般正味財産 234,799,988 234,985,911 △ 185,923
   (うち基本財産への充当額) (2,000,000) (2,000,000) 0
   (うち特定資産への充当額) (60,242,688) (182,603,912) 122,361,224
  正味財産合計 234,799,988 234,985,911 △ 185,923
    負債及び正味財産合計 289,171,211 283,653,327 5,517,884
正味財産増減計算書
平成22年4月1日から平成23年3月31日まで
(単位:円)
科目 当年度 前年度 増減
Ⅰ 一般正味財産増減の部      
 1.経常増減の部      
  (1)経常収益      
   基本財産運用益 4,000 5,600 △ 1,600
   特定資産運用益 286,815 488,725 △ 201,910
   受取会費 390,000 432,000 △ 42,000
   研修事業収益 107,809,719 161,494,000 △ 53,684,281
   その他の事業収益 1,200,000 600,000 600,000
   雑収益 129,412 22,663 106,749
  経常収益計 109,819,946 163,042,988 △ 53,223,042
  (2)経常費用      
   研究事業費 5,483,368 6,725,078 △ 1,241,710
   研修事業費 89,373,645 98,477,977 △ 9,104,332
   その他の事業費 204,445 2,604,513 △ 2,400,068
   管理費 16,935,863 22,388,409 △ 5,452,546
  経常費用計 111,997,321 130,195,977 △ 18,198,656
   当期経常増減額 △ 2,177,375 32,847,011 △ 35,024,386
 2.経常外増減の部      
  (1)経常外収益      
   過年度修正益 2,638,776 0 2,638,776
  経常外収益計 2,638,776 0 2,638,776
  (2)経常外費用      
   固定資産除却損 647,324 0 647,324
  経常外費用計 647,324 0 647,324
   当期経常外増減額 1,991,452 0 1,991,452
   当期一般正味財産増減額 △ 185,923 32,847,011 △ 33,032,934
   一般正味財産期首残高 234,985,911 202,138,900 32,847,011
   一般正味財産期末残高 234,799,988 234,985,911 △ 185,923
Ⅱ 指定正味財産増減の部      
   当期指定正味財産増減額 0 0 0
   指定正味財産期首残高 0 0 0
   指定正味財産期末残高 0 0 0
Ⅲ 正味財産期末残高 234,799,988 234,985,911 △ 185,923
計算書類に対する注記

1.重要な会計方針
 (1)有価証券について
  満期保有目的の債権…償却原価法(定額法)によっている。
 (2)減価償却について
  減価償却は、定額法によっている。
 (3)退職金引当金について
  退職金引当金は、職員退職金及び役員退職慰労金について功労金も含め想定される
  支給額を計上している。
 (4)消費税の会計処理について
  消費税の会計処理は、税込方式によっている。

2.基本財産および特定資産の増減及びその残高は次の通りである。

科 目 前期末残高 当期増加額 当期減少額 当期末残高
基本財産        
 定期預金 2,000,000 0 0 2,000,000
   小計 2,000,000 0 0 2,000,000
特定資産        
 退職資金積立金 45,103,912 2,638,776 0 47,742,688
 65周年記念事業積立金 5,500,000 0 0 5,500,000
 研修センター建設積立金 126,000,000 0 126,000,000 0
 出版助成積立金 6,000,000 1,000,000 0 7,000,000
   小計 182,603,912 3,638,776 126,000,000 60,242,688

3.基本財産および特定資産の財源等の内訳は次の通りである。

科 目 当期末残高 (うち指定正味財産からの充当額) (うち一般正味財産からの充当額) (うち負債に対応する額)
基本財産        
 定期預金 2,000,000 (2,000,000)
   小計 2,000,000 (2,000,000)
特定資産        
 退職資金積立金 47,742,688 (47,742,688)
 65周年記念事業積立金 5,500,000 (5,500,000)
 研修センター建設積立金 0 0
 出版助成積立金 7,000,000 (7,000,000)
   小計 60,242,688 (12,500,000) (47,742,688)

4.指定正味財産から一般正味財産への振替額の内訳

科 目 振替額
経常収益への振替額 0
経常外収益への振替額 0
   合計 0
財産目録
平成23年3月31日現在
(単位:円)
科 目 金額
Ⅰ 資産の部      
 1流動資産      
  現金預金 114,734,736    
   現金 現金手許有高 197,744    
   当座預金
   (三井住友銀行小石川支店)
6,289,653    
   普通預金
   (三井住友銀行小石川支店他)
17,611,678    
   定期預金
   (朝日信用金庫小石川支店他)
83,000,000    
   郵便貯金
    (通常郵便貯金他)
7,635,661    
  未収金 600,000    
  預け金 761,858    
  立替金 1,063,520    
  仮払金 1,260,000    
   流動資産合計   118,420,114  
 2固定資産      
 (1)基本財産      
  定期預金 (一般 朝日信用金庫小石川支店) 2,000,000    
   基本財産合計 2,000,000    
 (2)特定資産       
  退職資金積立金
  (一般 東京三菱銀行UFJ小石川支店〔普通・定期〕、    損保ジャパンひまわり生命〔保険金積立金〕他)
47,742,688    
  65周年記念事業積立金
  (一般 東京都民銀行春日支店〔定期〕他)
5,500,000    
  研修センター建設積立金
  (一般 三井住友銀行小石川支店〔定期〕他)
0    
  出版助成積立金
  (一般 東京都民銀行春日支店〔定期〕)
7,000,000    
   特定資産合計   60,242,688  
 (3)その他の固定資産       
  土地
(研修センター寮用地三鷹市新川5丁目、118㎡)
50,300,000    
   研修センター寮用地
   (三鷹市新川5丁目、118㎡)
42,000,000    
   研修センター用地
    (茨城県稲敷郡美浦、641.74㎡)
8,300,000    
  建物
(研修センター寮 三鷹市新川5丁目、94.02㎡)
37,944,251    
   研修センター寮
    (三鷹市新川5丁目、94.02㎡)
19,159,980    
   研修センター
    (茨城県稲敷郡美浦、454.61㎡)
18,784,271    
  図書・資料 0    
  電話 加入権 164,158    
  敷金 100,000    
  投資有価証券 20,000,000    
   その他の固定資産合計 108,508,409    
   固定資産合計   170,751,097  
   資産合計     289,171,211
Ⅱ 負債の部      
 1流動負債      
   未払金(研修生派遣料未払金他) 2,962,000    
   預り金(所得税・住民税預り金) 3,666,535    
   流動負債合計   6,628,535  
 2固定負債      
   退職給付引当金 47,742,688    
   固定負債合計   47,742,688  
    負債合計     54,371,223
    正味財産     234,799,988
収支計算書
平成22年4月1日から平成23年3月31日まで
(単位:円)
科 目 予算額 決算額 差 異
Ⅰ 事業活動収支の部      
 1. 事業活動収入      
   基本財産運用収入 20,000 4,000 16,000
   特定資産運用収入 100,000 286,815 △ 186,815
   受取会費収入 515,000 390,000 125,000
   研修事業収益 50,000 0 50,000
   研修事業収入 131,000,000 107,809,719 23,190,281
   その他の事業収入 0 1,200,000 △ 1,200,000
   雑収入 170,000 129,412 40,588
  事業活動収入計 131,855,000 109,819,946 22,035,054
 2. 事業活動支出      
   研究事業費 9,590,000 5,483,368 4,106,632
   研修事業費 120,150,000 89,373,645 30,776,355
   その他の事業費支出 500,000 204,445 295,555
   管理費支出 9,385,000 13,131,875 △ 3,746,875
  事業活動支出計 139,625,000 108,193,333 31,431,667
    事業活動収支差額 △ 7,770,000 1,626,613 △ 9,396,613
Ⅱ 投資活動収支の部      
 1. 投資活動収入      
   特定資産取崩収入 27,000,000 126,000,000 △ 99,000,000
   固定資産売却収入 0 2,638,776 △ 2,638,776
   投資活動収入計 27,000,000 128,638,776 △ 101,638,776
 2. 投資活動支出      
   特定資産取得支出 4,000,000 3,638,776 361,224
   固定資産取得支出 23,000,000 27,302,803 △ 4,302,803
   投資有価証券取得支出 0 20,000,000 △ 20,000,000
   投資活動支出計 27,000,000 50,941,579 △ 23,941,579
    投資活動収支差額 0 77,697,197 △ 77,697,197
Ⅲ 財務活動収支の部      
 1. 財務活動収入      
   財務活動収入計 0 0 0
 2. 財務活動支出      
   財務活動支出計 0 0 0
    財務活動収支差額 0 0 0
Ⅳ 予備費支出 3,000,000 -  3,000,000
    当期収支差額 △ 10,770,000 79,323,810 △ 90,093,810
    前期繰越収支差額 15,000,000 32,467,769 △ 17,467,769
    次期繰越収支差額 4,230,000 111,791,579 △ 107,561,579
収支計算書に対する注記

1.資金の範囲
 資金の範囲には現金預金、未収金、預け金、立替金、仮払金、未払金及び
 預り金を含めている。
 なお、前期末及び当期末残高は、下記2に記載するとおりである。
2.次期繰越収支差額に含まれる資産及び負債の内訳

科 目 前期末残高 当期末残高
現金貯金 34,227,052 114,734,736
未収金 0 600,000
預け金 0 761,858
立替金 300,836 1,063,520
仮払金 1,503,385 1,260,000
合計 36,031,273 118,420,114
未払金 3,194,000 2,962,000
預り金 369,504 3,666,535
合計 3,563,504 6,628,535
次期繰越収支差額 32,467,769 111,791,579

3.予備費の使用について
 予備費は使用しなかった。



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